2019/10/27 M3にて頒布開始!
東京流通センター 第二展示場「ケ-34a」

”サンゼンセカイ”に込められた意味

本作のアルバムタイトル「サンゼンセカイ」とは
仏教用語で、無数に広がる世界を表す言葉「三千世界」
鮮やかに輝く様、明らかな様を表す言葉「燦然(サンゼン)」
の二つの意味を込めたものとなっています。


世界の観測者として数多の世界を巡る
その旅路を美しくも力強く描く
オーケストラファンタジー

Audition

Detail

Compose & Arrange

Ryuta Yoshioka

Songs

7曲

Price

1,000円(イベント価格)

Illustration & Design

たみ。

Alto Saxophone(Tr.3)

とり

Vocal & Lyrics(Tr.7)

Sennzai

Track List

l.Prologue 〜Observer〜

ll.真紅の舞姫

lll.狐の国

lV.Interlude 〜天の光はすべて星〜

V.ロボカディア

Vl.ピアノ協奏曲第X番「水天」

Vll.Epilogue 〜サンゼンセカイ〜

Player

とり Alto Saxophone

 

音楽とゲームをこよなく愛するサックス奏者。

現代曲を得意とするが、ポップスや民俗音楽を演奏するのが好き。

音楽大学をサックス専攻で卒業し、現在はゲーム開発を本業としつつも、

サックス奏者としてクラシックやバンドのサポート、レコーディングなど幅広く活動を行う。

また作編曲,DTMにも精通し、ゲームの楽曲制作やSE作成なども手掛ける。

サクソフォンを武藤賢一郎、小山弦太郎の各氏に師事。

Sennzai  Vocal & Lyrics

 

2011年ごろよりボーカリストとして同人CDなどを中心に活動を開始。

その後多数の作品にボーカルや作詞で参加し、近年はライブ活動も積極的に行っている。

クラシカルなソプラノからポップなラップまで歌い分ける対応力と

広い音域で様々な作家の要求に応える。

Liner Notes

愛しくきらめくサンゼンセカイへ…

 

無数に存在する様々な世界。

あなたはその世界の観測者となり、何か不測の事態があった時にはその世界に降り立ち、問題を解決していきます。

暮らす人々も、歴史も、文化も、価値観も、あらゆるものが異なる無数の世界での冒険と出会い、そして別れを通して1つずつ成長していく…。

数多にきらめく世界から、大切なことを知ること。

そんな成長の物語、ファンタジーを込めた作品にしたいとこのアルバムのテーマが決まりました。

これは、「あなた」のためのプロローグ…

 

今回のファンタジー、その冒険の旅に出ることになる「観測者」たるあなたのテーマです。

冒険へと旅立つ高揚感、期待感、そして少しの不安を胸にまだ見ぬ数多のサンゼンセカイへ。

制作的な話を少しすると、今回のアルバムで一番最初に出来上がった曲です。

ストリングスの新しい音源を導入したばかりで、それもあってストリングスに美しいメロディを任せたオーケストレーションをしたいと考えました。

2分ほどの短い曲ですが、ファンタジーな冒険への期待に溢れた音楽になっていると思います!

ようこそ 狐の国へ

 

今回ジャケットデザインもお願いしている

たみ。さんの作品である「狐の国」という絵を見たときに

強いインスピレーションをいただいて書いた曲です。

 

今回、作中に登場する4つの世界においては

オーケストラ+何かという組み合わせで

その世界を表現しよう!と思ったのですが

そのきっかけとも言えるのがこの作品でした。

 

和楽器の1つである箏と、

五音音階を主体としたメロディ、

特有の「間」を感じるようなリズム、アレンジを盛り込み、

なかなか壮大な仕上がりになったと思っています。

 

ついつい構想が広がり、

気づけば8分オーバーの今作一番の大作となりました笑

改めて素晴らしい作品を描かれたたみ。さんに感謝しております。

気高き紅華は戦場を舞う

 

舞姫というタイトルですが、

優美で可憐な感じの踊り子ではなく、

どちらかというと戦うおてんばお姫様のイメージです。

 

ドラクエでいうならばアリーナ姫のような。

ファンタジーではありがちな、王族が率先して前線で戦う。

文化文明はそこまで成熟していないけど

活気・熱気に満ち溢れた世界。というイメージです。

 

香辛料とかが名産品になってそうなイメージがあります笑

1つ目の世界である「狐の国」が

がっつり和風ファンタジーなので

2つ目の世界は異国情緒を感じるテイストにしたかったのです。

 

友人である「とり」君にサックスをお願いし、

情熱的な仕上がりを目指しました。

 

狐の国は管楽器は木管が主に活躍する曲でしたので

今度は金管にがっつりフィーチャーした曲にもしたかった。

(メインのサックスは木管ですけどね笑)

とても楽しく、ノリよく作り出せた楽曲です。

悠久を見つめた先にあるもの…

 

観測者たる「あなた」が

数多の世界を観測する、その観測地点の音楽です。

同時に観測者の休憩地点でもあります。

本作のジャケットの中央に浮かぶ建造物が

それのイメージです。

 

瑞々しくもどこか機構的なサウンドは

神秘と叡智を兼ね備えた不思議な観測装置を想像しながら作りました。

 

途中、そういった音が消えてストリングス主体の壮大なメロディが展開されますが

これは外に見える世界の壮大さであったり、

美しさに魅入っているイメージです。

 

周りの音が聞こえなくなる、そこにひたすら集中しているような

そんな様を表現したかったのです。

それは滅亡の果てか栄華の極みか

 

アルカディアという、牧歌的な理想郷を指し示す言葉があります。

機械たちにとってに理想郷である。という意味合いで

ロボット+アルカディアでロボカディアとしました。

 

機械たちの楽園ではありますが

1つ目線を変えるとそれは滅びの象徴でもあります。

 

そういう両者の視点がせめぎ合うような

綺麗なのだけど退廃的なニュアンスを。

オーケストラサウンドが人を、

シンセサイザーの電子音が機械を象徴するような

そういうせめぎあいのようなバランスを目指しました。

 

他の世界の曲はなんだかんだ言っても

かなりオーケストラよりなので

この楽曲は変化球としてなかなか面白い形にまとまったように思います。

 

ちなみに入稿締切前日に勢いで書き上げています。

良い子のみんなはあまり真似しないでくださいね笑

不変のもの。しかし移ろい続けるもの。

 

天地を巡る命の水。

その循環を司る水の国の世界というイメージです。

 

この曲のテーマは「停滞」と「変化」

対比として古くより扱われてきたテーマだと思います。

 

水を司る神秘の世界。

あらゆる生命の循環を司る上で不変の秩序を維持し続けてきた。

だが時代は移ろい、やがて変わらなければいけないことも出てくる。

もちろんその一方で守り続けるべきものもある。

ロンド形式(1つのテーマを繰り返しながら展開していく楽式)をベースに

ピアノ協奏曲の形で作りました。

 

循環するテーマと、少しずつ変化していくもの。

そういった曲の構成をお楽しみいただけたら嬉しいです。

ピアノをオーケストラ編成の外の扱いにするかは際どいどころですが

今回はピアノ協奏曲ということでオーケストラとピアノ

という形とさせていただきました。

 

ちなみに第「X」番とは

「10」番ではなく「エックス」が正解です。

特定の数字を当てはめないところに物事の循環や変化のニュアンスを込めたかったのです。

君に手を引かれ 旅に出た。

 

アルバム表題曲にして、最後を飾る曲です。

オーケストラを伴奏にした歌物、

というのを一度どうしてもやってみたくて作りました。

 

イメージに合う声を持ちつつ、

なおかつ同人音楽での経験がある人を

とにかくツイッターで探し回りました。

 

それが今回この曲の歌唱と作詞を手がけてくださった

Sennzaiさんでした。

突然の依頼にも快く対応してくださり、感謝しております。

 

オーケストラのアレンジや、コード進行は

今回の作品の中ではもっともシンプルだと思います。

オーケストラ×歌のピュアな美しさを描いたつもりです。

 

物語の始まり、終わり、そしてまた新たな旅立ちへ。

今作では4つの世界を巡る旅でしたが

きっとこれからも様々な世界を巡り続けるでしょう。

この作品を締めるエンディングであり、

また新たな世界への期待も込めて。

Lyrics

幾つ国を越えたのだろうか 

ふと思い出す 遠い記憶

 

君に手を引かれ 旅へ出た

其れが始まりだった

 

白紙の地球儀 行くあて無く

進む先に何が在る?

 

果て無い 空の下歩いて

丘の向こう目指した

 

白い大地 澄んだ水面

知らなかった景色

 

零れる様な 光のしずく

あぁ 美しい

愛しく 煌めく サンゼンセカイ

 

留まる 事無く 風のように

彷徨うだけでも良いの

 

私が 私である意味を

見つけられた気がした

 

雲へ隠れ 陽が沈んで…

其れでも 変わらずに

 

全て包む 世界と共に  

永久の旅路へ

気づけば 差し込む 数多の光

 

出会い別れ 繰り返しても

刻まれた記憶は

 

消えることなく生き続けて

糧となるから…

愛しく 煌めく サンゼンセカイ

©︎2017-2019 Vendioso