
Introduction
ゲーム・イベントの音楽を手がける作曲家・吉岡竜汰の初のオリジナルアルバム
架空・幻想の世界を想起させるような美しく、力強いオーケストラ中心の楽曲を6曲収録。
曲は様々な場面に展開し、色とりどりの情景を音で描く。
Liner Notes
l.ADVENTURE ON VACATION
この曲の世界観のイメージとして僕はあるゲーム(の世界観)を思い浮かべました。
それはファイナルファンタジータクティクスA2というゲームです。
このゲームは主人公の男の子が夏休みに入るタイミングである不思議な本を読んだことで
イヴァリースと呼ばれるファンタジーの世界に迷い込み、帰還するまでの冒険譚を描いています。という説明を聞いた後曲のタイトルをご覧いただくとお察しいただけるかもしれません。
この「ADVENTURE ON VACATION」はそんな休暇中に遭遇した不思議な体験!
というイメージで曲を書いています。幻想的で何かが始まることを期待させるイントロから、
壮大な異世界を目の当たりにし、やがてその世界の文化にも触れることになります。そしてワクワクする期待に満ちた冒険活劇が幕をあけるのです!
それはファイナルファンタジータクティクスA2というゲームです。
このゲームは主人公の男の子が夏休みに入るタイミングである不思議な本を読んだことで
イヴァリースと呼ばれるファンタジーの世界に迷い込み、帰還するまでの冒険譚を描いています。という説明を聞いた後曲のタイトルをご覧いただくとお察しいただけるかもしれません。
この「ADVENTURE ON VACATION」はそんな休暇中に遭遇した不思議な体験!
というイメージで曲を書いています。幻想的で何かが始まることを期待させるイントロから、
壮大な異世界を目の当たりにし、やがてその世界の文化にも触れることになります。そしてワクワクする期待に満ちた冒険活劇が幕をあけるのです!
ll .いこくのおどり
具体的な設定があるわけではないのですが
架空の世界のどこか隠れ里のような場所で踊られるお祭りの曲。
冒険の途中、旅人が出会う異国の人々。純粋な「祭り」と豊穣の「儀式」のニュアンスがあって
賑やかではあるのだけど決して華やかすぎる感じではない雰囲気が作りたかったのです。クリエイターとしては大変月並みというか、あるある話だと思うのですが
制作当時は自分の作風、個性というものにクリエイターとして悩んでいました。
だんだん考えるのが面倒になって、とにかく勢いで!好きなよう!作っちゃれ!!
と出来上がったのがこの曲です。なので編成は一応オーケストラではあるのですが
どちらかというと僕のルーツでもある「吹奏楽」のカラーがよく出た曲だと思います。
打楽器を使ったリズム推しな楽曲が僕自身大好きなので打楽器もなかなかの盛り具合です笑
拍子は一部を除き、基本的には5拍子です。
が、その「5」を3+2で割ったり、2+3で割ったりしている箇所が
かわるがわる登場しているのでなかなかリズムとしては独特なものになったのではないかと思うし、
その不規則な感じが「いこくのおどり」としてとても気に入っています。
架空の世界のどこか隠れ里のような場所で踊られるお祭りの曲。
冒険の途中、旅人が出会う異国の人々。純粋な「祭り」と豊穣の「儀式」のニュアンスがあって
賑やかではあるのだけど決して華やかすぎる感じではない雰囲気が作りたかったのです。クリエイターとしては大変月並みというか、あるある話だと思うのですが
制作当時は自分の作風、個性というものにクリエイターとして悩んでいました。
だんだん考えるのが面倒になって、とにかく勢いで!好きなよう!作っちゃれ!!
と出来上がったのがこの曲です。なので編成は一応オーケストラではあるのですが
どちらかというと僕のルーツでもある「吹奏楽」のカラーがよく出た曲だと思います。
打楽器を使ったリズム推しな楽曲が僕自身大好きなので打楽器もなかなかの盛り具合です笑
拍子は一部を除き、基本的には5拍子です。
が、その「5」を3+2で割ったり、2+3で割ったりしている箇所が
かわるがわる登場しているのでなかなかリズムとしては独特なものになったのではないかと思うし、
その不規則な感じが「いこくのおどり」としてとても気に入っています。
lll .ブルーバード・ラプソディ
どんな曲か?よりも先にタイトルを考えていた曲。
なんとなーく「ラプソディ・イン・ブルー」を彷彿とさせますが
似ているのはタイトルくらいで、楽曲は特に参考にはしていません。
が、ブルーと名がつけばブルーノートを使いたくなるのが人のサガ(?)
他の5曲とは毛色が違う、アクセント的な曲に仕上がりました。
自然と古代の人類の叡智が合わさった一筋縄ではいかない
ダンジョンのBGMのようなイメージですね。
熱いけどちょっと物悲しく、力強いけどどこか神秘的。
そんなイメージで作っています。作りとしてはダンスミュージックのように、
いくつかのフレーズのレイヤーを重ねるように曲を作っています。
そういう意味でも他の5曲とは差別化がされていて面白いと思います。
好きな人にはかなり刺さるような気がします笑
なんとなーく「ラプソディ・イン・ブルー」を彷彿とさせますが
似ているのはタイトルくらいで、楽曲は特に参考にはしていません。
が、ブルーと名がつけばブルーノートを使いたくなるのが人のサガ(?)
他の5曲とは毛色が違う、アクセント的な曲に仕上がりました。
自然と古代の人類の叡智が合わさった一筋縄ではいかない
ダンジョンのBGMのようなイメージですね。
熱いけどちょっと物悲しく、力強いけどどこか神秘的。
そんなイメージで作っています。作りとしてはダンスミュージックのように、
いくつかのフレーズのレイヤーを重ねるように曲を作っています。
そういう意味でも他の5曲とは差別化がされていて面白いと思います。
好きな人にはかなり刺さるような気がします笑
lV .クラウ・ソラス 〜遥かなる旅路〜
ある音楽仲間に誘われ、「幻想音楽祭」という
ファンタジーな音楽限定の即売会にコンピレーションアルバムを出しました。
そこに収録させてもらった楽曲。クラウ・ソラスとはアイルランド民話の魔法の剣で
ゲームなどにもその名前を列ねることもある武器ですね。出だしは剣の伝承を語り部が語るような厳かな雰囲気を。
途中からは剣を手にした剣士が旅立ち、冒険を経てやがて旅を終えるまでの流れをイメージし、
物語のように曲を展開させています。書いた当時はなかなかに私生活がバタバタしていて
仕事以外で制作をしたのがとても久しぶりだったという状況でした。
勢いで書き上げた面もありますが個人的には気に入っています。
ファンタジーな音楽限定の即売会にコンピレーションアルバムを出しました。
そこに収録させてもらった楽曲。クラウ・ソラスとはアイルランド民話の魔法の剣で
ゲームなどにもその名前を列ねることもある武器ですね。出だしは剣の伝承を語り部が語るような厳かな雰囲気を。
途中からは剣を手にした剣士が旅立ち、冒険を経てやがて旅を終えるまでの流れをイメージし、
物語のように曲を展開させています。書いた当時はなかなかに私生活がバタバタしていて
仕事以外で制作をしたのがとても久しぶりだったという状況でした。
勢いで書き上げた面もありますが個人的には気に入っています。
V .アナタとカナタ
イメージはロマンス+ファンタジー
幻想的なピアノの伴奏に乗せて、
フルート(ヒロイン)とチェロ(主人公)が掛け合ったり、混ざったり良くも悪くも運命の神様が見放してくれない運命にある「主人公」を
「ヒロイン」が想う様をイメージして書きました。
第1主題のフルートは儚げに美しく
第2主題のチェロはどこか憂いを感じるフレーズを。この2つのモチーフを軸に曲は絡み合い、やがてまたこの2つの主題へと回帰していきます。
響きこそ幻想的で、あまり和声学的でない部分もありますが
形式自体はとても古典的な形態をとっています。(実はタイトルともちょっとした関連性があったり…!)
このタイトル、漢字で書くと「貴方と彼方」ですが
あえてカタカナにしたのもちゃんと理由があったりします。しょーもない関連性なのですがよかったら何なのか想像してみてください。
幻想的なピアノの伴奏に乗せて、
フルート(ヒロイン)とチェロ(主人公)が掛け合ったり、混ざったり良くも悪くも運命の神様が見放してくれない運命にある「主人公」を
「ヒロイン」が想う様をイメージして書きました。
第1主題のフルートは儚げに美しく
第2主題のチェロはどこか憂いを感じるフレーズを。この2つのモチーフを軸に曲は絡み合い、やがてまたこの2つの主題へと回帰していきます。
響きこそ幻想的で、あまり和声学的でない部分もありますが
形式自体はとても古典的な形態をとっています。(実はタイトルともちょっとした関連性があったり…!)
このタイトル、漢字で書くと「貴方と彼方」ですが
あえてカタカナにしたのもちゃんと理由があったりします。しょーもない関連性なのですがよかったら何なのか想像してみてください。
Vl .オーケストラのための交響詩「戦い、そして自由へと旅立つ」
オーケストラでバトル曲!熱い音楽を作りたい!とPCに向かった曲です。
冒険譚と戦いは切っても切れない関係ではないでしょうか。
パーカッションやブラスをふんだんに使い、
力強く、リズミカルで緊張感のあるサウンドに仕上げています。出だしは緊張感のあるファンファーレと
行進のようなパーカッションアンサンブル。
そこからどこか不気味なコーラスやストリングスへと繋がり
そしてついに戦いの火蓋が切って落とされる…!!そして最後には激闘を終え、新天地へと旅立つ。
アルバムの最後にふさわしい、派手な楽曲です。
場面ごとにめまぐるしく変わる拍子の変化もお楽しみください。
冒険譚と戦いは切っても切れない関係ではないでしょうか。
パーカッションやブラスをふんだんに使い、
力強く、リズミカルで緊張感のあるサウンドに仕上げています。出だしは緊張感のあるファンファーレと
行進のようなパーカッションアンサンブル。
そこからどこか不気味なコーラスやストリングスへと繋がり
そしてついに戦いの火蓋が切って落とされる…!!そして最後には激闘を終え、新天地へと旅立つ。
アルバムの最後にふさわしい、派手な楽曲です。
場面ごとにめまぐるしく変わる拍子の変化もお楽しみください。
Detail
Compose & Arrange by | Ryuta Yoshioka |
Songs | 全6曲 |
Price | イベント価格:500円
通常販売価格:未定 |
Event | M3 2019春
音系・メディアミックス同人即売会 2019年4月28日(日)11:00〜15:30 東京流通センター(TRC)第一展示場、第二展示場 |
Illustration & Design | たみ。様 Pixiv Twitter |
Shop | 委託販売予定 |